無駄な感情を捨てるための具体的なチェックリスト

こんにちは。
ソーシャルインベストメント
らくらくチームの吉井と申します。

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前回の記事
「FXトレードの環境認識方法 具体的な確認手順」では、
トレード前に必ず行うべき
「環境認識の確認手順」についてお伝えしました。

・日足で相場の種類を確認する
・方向を言語化する
・4時間足で流れを確認する
・価格帯と勢いをチェックする

こうした流れを理解していただけたと思います。

ただ、ここで多くの方がぶつかる
「分かっているけど、実際のトレードで使えない」
という壁にあたる場合が多いと思います。

私、吉井のところにも、
「理屈はわかるが実際のトレードになるとわからない」
といったお声を多数いただいた次第です。

私も全く同じでしたので、よくわかります。
そういった考えは、決して特別なことではありません。

むしろほとんどの人が
そこで止まってしまうのではないかと思いました。

ではなぜ、同じことをできる人とできない人に
分かれてしまうのでしょうか?

その対応策として
「チェックリスト化しているかどうか」
というシンプルなものを
本日は具体的に提案してみたいと思います。

▼環境認識チェックリスト(実践用)

トレード前に、必ず以下を確認してください。

① 日足はどの状態か?
□ 上昇トレンド
□ 下降トレンド
□ レンジ
□ 判断できない

② 日足の状況を言葉にできるか?
□ はい(説明できる)
□ いいえ(曖昧)

③ 4時間足は日足と同じ方向か?
□ はい(一致)
□ いいえ(不一致・横ばい・不明)

④ 現在地はどこか?
□ 高値付近
□ 安値付近
□ 中間
□ それ以外

⑤ 相場に勢いはあるか?
□ ある(ローソク足が大きい)
□ ない(停滞)
□ どちらと言えない

⑥ 総合判断
□ 分かりやすい → エントリー検討
□ 微妙 → 見送り

このチェックリストのポイントは、
「迷いを排除すること」です。

トレードの失敗原因の多くは、
判断のブレです。

昨日は見送った場面で今日は入る
同じ形なのに気分で判断が変わる

これでは、
どんな判断基準があっても安定しません。

だからこそ、
機械的に判断できる状態を
作ることが重要だと思います。

▼よくある失敗例① チェックはするが無視する

ここで、実際によくある失敗をお伝えします。

それは、
チェックしたのに、結局ルールを無視する
というパターンです。

例えば、

・4時間足が逆方向
・相場に勢いがない

と分かっているのに、
「でもなんか上がりそう」
「ここで入らないと乗り遅れそう」
といった感情でエントリーしてしまったり、
「日足は方向感が出ているから」
といった、上位の条件のみでエントリーしてしまう、
これも立派な「感情トレード」です。

結果的に、
根拠の薄いトレードでロスカット、
これは非常に多いです。

チェックリストは、
「確認するため」ではなく、
「判断を制限するためのもの」です。

▼成功例① チェックリストを「絶対ルール化」したケース

一方で、結果が安定してくる人は、
「チェックリストを守れないなら、トレードしない」
と決めています。

例えば、

・1つでも「いいえ」があれば見送り
・迷った時点でノートレード

こうしたルールを徹底することで、

・無駄なエントリーが激減する
・トレード回数は減るが質が上がる
・結果として資金が残る

という変化が起きます。

とにかく重要なのは、
「勝つ回数」ではなく、
「無駄な負けを減らすこと」
全てはこれにつきます。

プロトレーダーでさえ当たり前に大切にしていることで、
この考え方に間違いはありません。
そんなプロでさえ、自分のロジックで負け続ける局面は、
今はそういう相場だから、とあっさりと割り切り、
しばらくトレードを休んだりします。
決して感情的に自分を責めたりしません。

▼よくある失敗例② チェック項目を増やしすぎる

もう一つの典型的な失敗があります。

それは、
「チェックリストを増やしすぎること」
です。

・インジケーターを追加
・細かい条件を増やす
・完璧な形を求める

気持ちはわかります。
ですが、こうしていくとどうなるか。

→ 何もできなくなります

判断が複雑になるほど、
実践では使えなくなります。

こうなってしまうありがちなパターンとして、
負けが続いていたり、
月ベースで結果が出ていなかったりと、
そういったときに起こりがちです。

厄介なのが、逆に調子がよかったりする場合でも、
こういったことをしてしまうことがあります。

勝ち続けていると、今度はそれが崩れるのが怖くなります。
たった1度の負けを恐れだし、
無駄なもの調べ、無駄なものわざわざ追加したくなります。

これらの行動もすべて「ただの感情」です。
結果を出すことになんら関係はありません。

▼成功例② 「シンプル」を徹底したケース

うまくいく人の傾向は逆に感じています。
チェック項目を増やさないこと、むしろ、

・本当に必要なものだけ残す
・誰でも同じ判断ができる状態にする

という方向に進むように感じます。

結果として、

・判断が早くなる
・迷いが減る
・再現性が上がる

という好循環が生まれます。

環境認識を「理解」から「使える状態」にするには、

「チェックリスト化すること」
「それを絶対ルールとして守ること」

この2つが必要だと考えています。

そしてもう一つ大切なのは、

「完璧を目指さないこと」

だと強く実感しています。

なぜなら、相場に対して完璧などあり得ないからです。
これは「100%、絶対にない」と思っています。

トレードは100点を取り続けるゲームではなく、
60点~70点を目指すものです。

とにかく「ブレずに繰り返すこと」が重要です。

「チェックリストにすべてYESがつくか?」

これだけを基準にしてみるだけでも
立派なトレード戦略です。
ただし、トレード回数は激減するでしょう。
それに対してソワソワしたりする場合は要注意です。

「月の結果がプラスではあるが微小なものだった」
これに満足できない感情があれば、それは危険です。

なぜこんな基本的なことを強調してお伝えしたかったか。

それは、単純にトレードで結果が
出てないという人が多いからです。

チェックリスト化するだけで
トレードの精度は確実に変わってくるからであり、
何より「自分で管理してトレードをしている」という感覚になり、
感情をより切り離して向かい合うことができるからです。

それは、心のストレスを大幅に軽減してくれるため、
ソワソワしない、負けて取り返そうとしない、
不要なトレードをしなくなります。
結果、利益が残る可能性が高くなります。

感情こそ相場から退場させられる最も大きな原因なので、
それを排除できるかできないか、
それこそが生き残れるか残れないか、
稼げるのか稼げないのかの最初の境目となります。

もちろん相場はイレギュラーな
動きをすることは多々あります。

そんなイレギュラーな動きは、
最初から対応できるものではありません。

ですので、そのような局面は
「さっさと諦めて無視する」
という、割り切った考え方を持ってください。

私たちのような弱小個人トレーダーは、
相場の大きな流れに乗ることしかできません。
相場に変化が起こったら、
その変化を直で食らうしかないのです。

何事も「執着しない」ということが重要です。

計画と違う流れになったらさっさと切る。
そしてそれを「感情的な反省をしない」ことが大切です。

「なぜ読めなかったんだろう」
「案の定上手くいかなかった」
「やっぱり自分はこの程度か」

これらはただの上澄みの感情であり、
何一つプラスに働かないどころか、
自分で自分にストレスをかけるだけの
マイナス要因でしかありません。

自分で生んだ無駄な幻想ともいえるストレスが、
次のトレードをさらに悪いものにしていきます。

自分が決めたルール通りやったのだから、
それにちゃんと従って切る事ができた、
これは、結果は出ずとも「成功トレード」として
自分自身を褒めるべきものです。

全勝する必要もないし、そもそも全勝などありえません。

反省をするなら、
自分が決めた通りのことを最後まで遂行できたか、
勝っても負けても、これを振り返ってください。

それだけで好転に向かうと私は考えています。

本日はここまでとなります。
それではまた次回お会いしましょう。